サッカー選手とクラブ

クラブ

世界で活躍するようなサッカー選手は、小さい頃から才能を発揮し注目を集めることも多いですが、クラブチームのジュニアやユースから下積みを重ね、堅実なプレーが認められる選手もいます。一般的に日本でプロサッカー選手となるには、Jリーグの所属するチームとプロ契約を結ぶ必要があります。そのための方法は大きく分けて3種類で、学生時代に大きな大会で活躍しスカウトされるか、すでに所属しているクラブチームの下部組織から昇格する、セレクションと呼ばれる入団テストを受けて合格することです。

Jリーグはプロ野球と違ってドラフト制度は存在しないため、高校や大学での活動がスカウトの目に留まり、声がかかればプロ契約の道が拓けます。Jリーグに所属するクラブは、小学生以下のジュニアをはじめ、ジュニアユース、ユーズといった年代ごとに分けられた下部組織を持っています。下部組織に加入して、最終的にユースチームで活躍することができれば、チームからプロ契約を持ちかけられる可能性が高まります。

サッカーの世界での入団テストは、ほとんど一般公募されることがなく、チーム関係者の紹介が中心となります。プレー時のビデオ審査を行い、それに通過すれば練習に参加して実際にテストを受けます。採用となった場合はすぐにプロ契約を行うのではなく、練習生という扱いとなり、そこから本格的なプロ契約を目指す流れとなります。